妙高や赤倉の情報を集めたよ!
この妙高へ登るには途中、大倉山2171mという途中の峰を一山越えて、一旦谷間に下り、再度急登する必要がある。アップダウンの激しい山である。
登り始めて30分もしない内にその大倉乗越の峠に差し掛かかると、目の前に妙高山の大きな容姿と急な斜面が目の前に飛び込んでくる。目の下は大きなカール状の谷底。何かアルプスの牧場を見ているような雄大なカールだ。
一旦この谷間まで下り、更にその鋭角、ほぼ円錐形だから45度はあると思われる斜面を一挙に登らなければならないかと思うと、挑戦する気持ちも弥増す。
乗り越えからの下りは険阻で、途中何箇所かにロープが張ってあり、滑り落ちないように慎重に足場を選び、約1時間弱で燕新道との分岐に到着する。
ここで小休止。ここから約1時間半、妙高頂上までは一直線の登りになる。つづら折の急坂登を何回か立ち止まりの小休止をし、一歩一歩山頂に近づく。
尖った岩の頂上が段々と近づいてくる。仰ぎ見る度に元気を奮い起こす。もう少しだ。
8時45分、漸くにして妙高山2445mの山頂に立つ。日本一の秋晴れ。この気持ちよさ。労苦が報われた一瞬。何ものにも代え難い幸福感だった。